無職生活満二年の実績を解除しました。お絵かき力確認の時間です。(106週)

1年間、あっという間でした。

昨年はなんだかんだでめちゃくちゃ大きな環境の変化があったことも含めて、割りと体感時間としては長かった年だったのですが、今年(去年?)はほぼパターンが決まった1日を繰り返すだけの生活をしていたので、その分時間がすぎるのが早かったのだと思います。

ということで、気付いたら終わっていた1年間の振り返りに、謎の魔法少女ちゃんにお越しいただきました。

お絵かき力ビフォーアフター

ビフォア(2022/06/02)

アフター(2023/06/03)

作業環境及び条件

使用ソフト:CLIP STUDIO PAINT

使用機材 :(去年)xp pen deco 03→(今年)wacom cintiq 22及びTour Box NEO

ラフ、素体:(去年)同じ3Dモデル使用→(今年)無から手書き

制作時間 :半日程度(正確な時間は記録していません)

 

機材に関しては、去年から大きく変わりました(もともと在職中に買って使っていなかったものを引っ張り出しました)。

板タブは肩の凝りが少なくて身体的には楽だったのですが、液タブの方が線を綺麗に弾けるような気がしたり、モニターが複数あることのメリットが大きかったりで、ここ最近はすっかりと液タブ利用が当たり前になってしまいました。

また、去年まで使っていた3D素体に関しては、ポーズも変えてしまったのであまり意味がないと感じて使うのをやめています。

環境に変化はありましたが、個人的に一番大事だと思っている制作時間に関しては去年と変わらない条件で描いたので、ビフォアフ比較としてはそれなりにふさわしいものになっているんじゃないかなと思います。

 

感想

一昨年と去年の比較でも割りと変化はあるなぁと思っていましたが、今年と見比べてみても結構変わっているなぁというのが第一印象です。

特に、この1年間、まともに負荷をかけた練習が出来なかった中で、全身のジェスドロだけは継続してきた分、素体無しでの人体がある程度描けるようになってきたのが結果に出てくれているように感じます。

また、線画をちょっとは考えて描いていたり、仕上げの加工も軽く行っていたりと、短時間でやれることが増えたのが反映されてますね。

あえて言うなら下半身の描写がイマイチで、左足の前後感とか膝周りの処理とかが下手くそだとは思うのですが、去年の棒立ち感のある姿よりは動きのある格好になってくれたのではないでしょうか。

塗りに関しては大きく変わってはいませんが、ある程度ブラシ塗りに慣れてきたのは見て取れます。

ただ、衣服の塗りに関しては日頃の観察不足練習不足がモロに出て適当な影付けをしてしまっている自覚があるので、いつかもっと説得力のある塗りができるようになりたいところです。

いつものことといえばいつものことですが。

 

などなど、言い出したら駄目ポイントはたくさんあるとは思いますが、全体的に見たら劇的な変化は無いまでも順当に成長しているかな、というのが個人的な評価です。

流石に色々なものを投げ捨てて始めたお絵かきなので、ここで成長していなかったらあまりにもサボりすぎだろうとなってしまうところでした。

来年もこの比較は継続したいので、そのときに落ち込まないよう今後もゆっくり頑張っていければいいなと思います。

 

2年目の無職生活

お金の話

今年1年間で口座から消え去ったお金は 約180万円でした。

国民年金(約200,000円)、国民健康保険(160,000円)及び家賃(540,000円)あたりを逃げられない出費と考えた場合、生活費として使ったお金は大体90万円になります。

国保がもう少し安くなればよかったのですが、仕事をやめたタイミングが悪かったせいでそれなりに引かれる結果となってしまいました。

なんとなくネットで”ニート 1年 金"で検索してみたところ、177万円必要という数字が提示されおり、去年よりもめちゃくちゃアバウトな計算をしているのですが、まぁ大体その通りの数字になった形です。

 

生活費にはお絵かき講座のパルミーに支払っている12万円が入っているので、そこを削れば約72万円。

旅行や外食などの遊興費はほぼゼロでのこの数字が果たして高いのか低いのかといったところです。

水道光熱費に関してはずっと家にいる分割高になるのは仕方がないので諦めていますし、食事に関しては週1スーパーでまとめ買い及びアマゾンで買った玄米、を日に1日2食(時々インスタントラーメン)という日々なのでそれなりに削り切っている感はあります。

個人的にはここらへんが生活していて苦にならないレベルの水準で、これ以上何かを抑える(食事量を減らしたり、電気をつけずに生活する等)とストレスの割にコスパが悪いと思いました。

 

来年(今年)は更に健康保険の額が下がりますが、それ以外は固定の出費は変わらないので、大きく支出が減ることはないはずです。

そう考えると、年間支出の下限は大体150万円くらいまでは抑えられても、それ以上難しいという感じに落ち着きますね。

無理すればあと3年は無収入でも生きれるくらいの貯金は残っていますが、流石に現実を見なければいけない時期になってきそうです。

最悪実家に戻れば……。

でもなぁ……。

 

生活の話

概ね去年と感想は変わっていません。

日々の生活に外的なストレスはありませんし、とはいえ世間様の目が気になって仕方ないですし、仕事をしていた方が辛かったというのもそのままです。

あえて言うなら体力(というか筋力)の衰えが更に進行した自覚があるのと、人と話さない分喉が退化した気がするくらいです。

環境に慣れてきた、ということだと思いますが、果たしてこの環境は慣れていいものなのだろうかと思ったりしながら日々生きています。

なお、社会復帰を目指した場合はめちゃくちゃ苦労するだろうなという自覚もあります。

無職というのは長引けば長引くほど予後が悪いという事実をようやく身をもって理解し始めてきました。

 

今後の話

この2年間の結果としては、劇的に絵が上手くなる程に熱量のある練習が出来た訳ではなく、かといって完全に怠惰に身を任せた生活に浸っていた訳でもないという、なんとも中庸な、凡人である私に相応しいものに仕上がりました。

とはいえ、絵のレベルがそれなりにあがっているのは確かで、これを続けたらもうちょっと上手くなれるんじゃないかという気持ちが非常に強くなっています。

もちろん、いい加減社会復帰を目指すべきなのは、現状の年齢や貯金残高を考えても確実に正しい選択肢ですし、仕事しながらだって絵の練習はできるじゃないかというのは当たり前のツッコミです。

でも多分、私の能力的に仕事の後だったり休日にお絵かきに意欲を注げるかというと、無理だと思います。

なんだかんだで30年は付き合ってきた自分の事なので、それだけは断言出来てしまいます。

かといってぼんやりと無職を続けていても、だらだらと際限なく続けてしまう(といってもあと3年が限界ですが)のも断言できます。

 

なので、無職生活はあと1年だけと期限を決めることにしました。

 

来年の6月までは無職を続けますが、その後は遅すぎる社会復帰に全力を注ぐことにします。

仮に絵のレベルが更に上がって、それで収入を得れるようになればその限りではないかもしれませんが、現状の上達速度と世の中の現実を考えるとあまりに荒唐無稽なお話ですし。

とはいえ、正直に言えばその可能性をちょっとくらいは夢見てみたい気持ちもあるので、今までとはちょっと違うアプローチも増やしていくつもりです。

完全に自己満足で描いていた推しの絵の他に、世の中で広く受け入れられている題材の絵を描いてみたりとか、もうちょっと自身がついたらクラウドソーシング系のサイトで仕事を探してみたりとかの方向性ですね。

どこまでできるかはわかりませんが、そんな感じで新しいことに挑戦していきたいです。

 

ということでここから最後の1年間、働かなくて生きていけることに感謝しつつ、できる限り絵が上手になれるよう頑張ってみようと思います。

いつものようにまとまりのない下手くそな文章になってしまいましたが、2年目の総括はこれで終了です。

ありがとうございました。